『ウイルスと共生する世界 』を翻訳するときに、パンデミック関連の英語を
どう訳すか悩みました。そのあたりを確認してみたかったのと、第1章の英語学習の
心構えにひかれてこの本を読んでいます。
内容はオンライン書店の内容紹介にあるとおり、最新の英語の紹介です。
医学や生物分野の進歩はめざましく、日々の勉強が必要なのですが、
言葉である英語も変化していることがよく分かります。
第1章では、「英語は勉強してはダメ」式の本を一刀両断に切り捨てています。
さすがは杉田先生、手厳しいです。
以下、本文より
巷には、「楽しみながら」「知らず知らずのうちに」「涙なしに」など、簡単に英語をマスターできるような暗示を与える題名の本や教材、語学学習などの宣伝文句が氾濫しています。
~略~
ただ「シャワーのように」「BGMのように」英語を「聞き流すだけ」いではどんなに長時間聞いていても効果はあがるはずがないのです。
翻訳の勉強も同じだと思いました。
翻訳者になりたい人向けの甘い言葉には注意が必要です
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